日本では貴重種だけど大陸では雑魚シリーズその2。チャバネエンマコガネ。

日本ではサロベツ原野と新潟海岸にしかおらず、しかも長らく生息が確認されていないというレアモノであるが、モンゴルでは糞をひっくり返せばだいたいどこにでも居た。特に馬糞が好みみたい。
サロベツでは海浜牧場にいたということで、乾燥したオープンランドを好む種であることは想像に難くないが、実際にモンゴルでもそういう環境で見られた。というか乾燥したオープンランドしかなかったけど。

他にも紋付のエンマコガネや黄色いマグソコガネが見られたが、日本ではどこでも採れるような真っ黒な糞虫はほとんどいなかったのが面白かった。
やはり黒色だと黄色い砂地に隠れないからだろうか。